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「湿地」 アーナルデュル・インドリダソン

見たり、読んだり、思ったり。

「湿地」 アーナルデュル・インドリダソン

「湿地」
著 者 アーナルデュル・インドリダソン
訳 者 柳沢由実子
発行所 創元推理文庫


 北欧アイスランドのミステリー小説。

 アーナルデュル・インドリダソンの出世作。アイスランド警察の犯罪捜査官エーレンデュル・スヴェインソンを主役にしたシリーズの三作目として2000年に刊行され、2002年に国際推理作家協会の北欧支部であるスカンジナヴィア推理作家協会からガラスの鍵賞を授けられた。

 十月の夕暮れどきのレイキャビク、二階建ての石造りの建物、その半地下にあるアパートで七十歳前後の男性の死体が発見された。青いシャツに薄茶のコーデュロイのズボン、スリッパ姿。頭にできた大きな裂傷から血が流れ出て白髪が赤く染まっている。死体の近くに、鋭く尖った角のあるガラスの灰皿が落ちていて、それにも血糊がべったりとついていた。

 ずさんで不器用、典型的なアイスランドの殺人。
 現場に残された意味不明なメッセージ。

 次第に明らかにされていく女性に対する性暴力の加害者としての被害者の過去。

 主人公のエーレンデュルは五十歳。かなり以前に離婚。別れた妻とは二十年以上会っていない。二人の子どもたちは成長してから父親を探し出し、再会を果たしたが、娘は深刻な麻薬中毒、息子はアルコールの問題を抱えていた。

訳者あとがき
文庫版訳者あとがき

解説
灰色の物語――節義と血讐と家族を描くアイスランド生まれの警察小説  川出正樹

2015年5月29日 初版



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きどのひつじ

Author:きどのひつじ
散歩すると猫に会う。
いつもの場所にいつもの猫がいるのだが、人間とは付かず離れずの関係を保ちつつ生きているように思われる。

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