大橋弘一 「日本野鳥歳時記」

見たり、読んだり、思ったり。

大橋弘一 「日本野鳥歳時記」

「日本野鳥歳時記」
著 者 大橋弘一
発行所 ナツメ社

 登場する鳥は150余種。メインで扱われるのは、そのうちの85種。それらの鳥が四季ごとに「旬」の鳥として選ばれ、生態写真とエピソードで紹介されます。呼び名の由来から昔話、伝説の紹介、古典文学での扱われ方、日本だけでなく古今東西の価値観の対比など、人と鳥との関係を伺わせるエピソードが満載されています。

 身近な環境に、色鮮やかな鳥をこんなにもたくさん見ることができるのかとの思いを新たにすることができる。多くの鳥が渡りと呼ばれる季節的な移動をするのであれば、日本は温帯の気候。春になればツバメなど南からの渡り鳥。秋になればハクチョウなど北からの渡り鳥。地球温暖化の影響もあるのか連日灼熱地獄のごとき盛夏の日々とはいうものの、温帯に属する日本は鳥にとって格好の生息域なのかもしれない。

 つい先日の毎日新聞夕刊(2017年7月26日)に「大阪城公園で野鳥観察26年」の一面記事が載せられていた。記事に登場する元山さん、当初は野鳥観察に無関心だった。大阪城公園に行っても「ハトとカラスとスズメしかおらへん」と思っていたのだが、とある冬の日曜日、野鳥観察に興味を持つ娘さんと大阪城公園へ足を運んだときに出会ったのが「シメ」だった。以来、野鳥観察26年。出会った鳥169種を記録集「大阪城公園の野鳥」にまとめたという。

 例年そうなのだが、夏真っ盛りの今「暑い、暑い」と言いながらも季節はめぐり、涼しさを感じる秋は確実にやってくる。そんな秋を心待ちにしながら、ハト、カラス、スズメ以外の鳥の動きにも目を向けていこうかと思っている。

2015年12月31日 初版発行

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[ 2017/08/02 01:00 ] 野鳥の本 大橋弘一 | TB(-) | CM(-)
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Author:きどのひつじ
散歩すると猫に会う。
いつもの場所にいつもの猫がいるのだが、人間とは付かず離れずの関係を保ちつつ生きているように思われる。

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